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2007年11月

健康食材
hakusai
白菜

寒くなると、身体の芯から温まりたくなります。
身体を温める料理といえば、この時季、食卓に登場する機会が多くなる「鍋料理」。 水炊き、寄せ鍋、キムチ鍋、塩ちゃんこ、味噌ちゃんこ。一口に「鍋料理」といっても、その種類は地方によっても様々です。そんな鍋料理に欠かせないメイン野菜の「白菜」は、中国では大根、豆腐と共に「養生三宝」と呼ばれ、芯を煎じた汁は風邪の予防や解熱など、古来より民間療法に利用されてきました。

緑黄色野菜に比べると見た目には、栄養がなさそうという印象ですが、白菜には食物繊維が豊富に含まれているので、胃腸の動きを活発にして便秘を解消します。食物繊維には腸内環境を整える働きや、血中のコレステロール値を下げる働きがあります。また、白菜の栄養素はキャベツに含まれるものと似ていますが、糖質とカロリーはキャベツよりも低く、健康のためにダイエットを強いられている方や女性にはうれしい食材です。特に煮込むと カサが減るので、一度に多くとることが出来ます。スープや鍋は、食物繊維が不足しがちな人には理想的な食べ方です。

白菜の主な成分は水分ですが、ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などの栄養素が含まれています。特にビタミンCの含有量は、400gで一日の必要摂取量を補えるほど豊富で、美肌や風邪の予防、あるいは引きはじめの風邪などに効果的です。

白菜には内臓(特に胃腸)に溜まった余分な熱を取り去り、消化器官の働きを正常に戻す作用があります。さらに、カリウムが、体内の塩分を排泄させるので高血圧の方によい他、利尿作用により飲み過ぎたときのアルコールも早く体外へと排出してくれます。これらの作用は、生で食べることにより強化されるので、白菜漬けやキムチなどを食すと良いでしょう。ただし、冷え性の方は生で食べると余計身体を冷やしてしまうので、身体を温める食材と組み合わせるか、煮込んでスープと一緒に食すことをおすすめします。

これから忘年会、新年会のシーズンですが、暴飲暴食したときだけでなく、普段から健康のために白菜を食したいものです。特にお鍋のシーズンは、色々な味で楽しむことができるのでいいですね。


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