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2007年6月

健康食材?梅

6月に入り頭をよぎるのは、ジメジメ、ジトジト、あのいやーな梅雨。悪天が続くと気分まで憂鬱になってしまいます。梅雨の語源には色々な説がありますが、一説によると梅の実が熟すころに降る雨だから「梅雨」となったのだとか。

梅といえば昔から「三毒を断ち、その日の難を逃れる。朝夕1個食べれば、医者いらず」と言われ、疲労回復、夏バテ防止、食中毒予防、肝機能の向上、整腸作用や血液の浄化作用があることで知られています。原産地は中国ですが、わたしたち日本人にとっても梅干しや梅酒、最近ではドレッシングやジャム、甘露煮などに加工されている身近な食材です。

梅には、クエン酸、リンゴ酸、ピクリン酸などの有機酸をはじめ、カロチン、ビタミンB1、B2、ビタミンCといった多くのビタミンやカルシウム、カリウム、リンなどのミネラルが含まれています。

なかでも梅に多く含まれるクエン酸は、胃腸の働きを促し、食欲を増進させる働きがあります。また、血中に溜まる疲労物質「乳酸」を分解し、排泄させ、新陳代謝を活発にすることから、疲労回復や老化予防に有効とされています。新陳代謝を活発にするということは、ターンオーバーが促進され、紫外線による肌ダメージを早く取り除くことにもつながります。夏バテによる食欲不振や疲労、紫外線のダメージなどを考えると、まさに梅はこれからの季節にピッタリの食材です。

梅干しとして手軽に食せる梅ですが、この2〜3年の間に「梅酒」がブームになっているようです。以前は今ほど種類が無く、レストランなどでもドリンク・メニューに梅酒と書かれているだけでした。しかし、最近では焼酎、泡盛、日本酒やブランデーをベースにした梅酒の他、黒砂糖やハチミツを使用した「黒糖梅酒」や「ハチミツ梅酒」、茶葉を一緒に漬け込んだ「紅茶梅酒」や「緑茶梅酒」、濁り酒風の「にごり梅酒」など、その種類の多さに驚かされます。

我が家でも5年ほど前から梅酒を漬けていますが、市販のものに比べると自家製の梅酒は材料の量を調整することができるので、梅をたっぷりと使って濃厚な梅酒を楽しんでいます。お酒の苦手な方やお子様には、ホワイトリカーの代わりにお酢で漬けたものや、また砂糖だけで漬ける梅シロップがお勧めです。

梅雨の気だるさと夏バテは「梅パワー」で乗り切りましょう!

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