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今月の特集

堀井紀壬子
No.12 2004年7月
今月の栄養素と旬のレシピ
ビタミンA、B タヒボジャパン株式会社
美容顧問

堀井紀壬子
うなぎのさっぱりご飯

夏バテにはうなぎ、というのは万葉集にも出るくらい歴史の古いものです。夏の土用にうなぎを食べましょうと「土曜の丑の日」を発案したのは、江戸時代の奇才・平賀源内先生です。栄養素の働きが解明されていなかった昔から、うなぎは強壮食品として使われてきたのです。

その理由は、うなぎに豊富なたんぱく質が含まれていること、ビタミンA、B1、B2、E、カルシウム、鉄、EPA、DHAなどの優れた栄養素が豊富に含まれていることです。とくにビタミンAは蒲焼1枚に一日の必要量の3倍も含まれています。ビタミンAはがん細胞の分裂を抑える作用がありますが、粘膜の健康を保ち、風邪対策、肌あれに役立ちます。 ビタミンB1は糖質の代謝を助け疲労物質を取り除く働きがあり、ビタミンB2は脂質やたんぱく質の代謝を助けてエネルギーに変えてくれます。さらにうなぎに含まれているムコ多糖類という物質は弱った胃腸の粘膜を優しく保護して消化吸収を助けてくれます。

暑さのために淡白な食事になりがちな夏にスタミナをつけ、さらに消化も良くしてくれる優れものです。とくに冷房の効いたオフィスや電車の中など、日差しのきつい外との温度差に悩み体調を崩す人も多いと思います。うなぎを食べて体力をつけましょう。

今月は、「うなぎのさっぱりご飯」をご紹介します。


ビタミンA、B・うなぎのさっぱりご飯
料理製作:スタジオN&K
うなぎのさっぱりご飯 材料(4人分)
米…3カップ
うなぎの蒲焼…1匹
うなぎのタレ2つ
玉子…2個
塩…少々
きゅうり…1本
塩…大1
シソ…10枚
針生姜…30g
ゴマ…適宜
もみ海苔…1枚
作り方
1.
米を洗い、ご飯を炊く。
2.
卵は塩を少々加え薄焼きにし、錦糸玉子を作る。
3.
きゅうりを薄く輪切りにする。上から塩を全体に振りかけ手でもみ、きゅうりがしなっとしたら、水分をしっかり絞る。
4.
シソを千切りにする。
5. ご飯を蒸らす段階になったら、頭としっぽを落としたうなぎを炊飯器中に入れ、うなぎを温めると同時にご飯に風味をつける。
6. ご飯が炊き上がったら、うなぎを取り出し2cm幅に切る。
7. (6)のご飯に針生姜・(3)のきゅうり・(4)のシソとゴマ・うなぎのタレを入れて全体を混ぜ合わせる。塩を少々加え、味を調える。
8. (7)を器に盛り、錦糸玉子・うなぎ・もみのりを彩りよく散らす。

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